なりたい自分になるために


「今どういう状況にいようとも、あなたが身につけている習慣によって決定づけられているのではない。古い自滅的な行動パターンの代わりに、新しい効果性、幸福、信頼関係を生み出してくれる習慣を差し換えることができるのだ。」

『7つの習慣 P73』


自分の置かれた環境や現在の自分のありかたを呪うのは簡単です。
アートの世界を志す者が才能の欠如を呪うのは簡単です。
他人の優れた点が自分には備わっていないと言って自分の生まれを呪うのは簡単です。

でもそれによって何が生まれるのでしょうか?

自分がなりたい自分になれるように自分から変わりましょう。

例えばひとと会ったとき、顔と名前を覚えるのは最低限の礼儀ですよね。
ときどき「私は人と会っても顔と名前が覚えられない」などと言う方がいますが、そのひとは顔と名前を覚えるための行動を何かしたのでしょうか?
顔と名前を覚えることが上手なひとの真似をして、少しでも上手になろうと行動したのでしょうか。
・・・恐らくしていないません。

自分から何も行動を起こさずに、一晩寝て起きたら望ましい自分の姿に様変わりしていたな~んてこと、あるわけないじゃないですか。

自分がどうなりたいのか良く考えて、そうなるためには何が必要か考えて、行動しなければなりません。

考えを変えるのは簡単かもしれません。

行動を変えるのは少し大変かもしれません。

ここぞというときにだけ普段とは違う行動をとることは、間違いなく不可能です。

それが不可能なら可能にするために、普段の小さな行動から変えていきましょう。

普段の小さな行動のことを、「習慣」と言い換えることも出来ます。

日々の習慣を見直して、なりたい自分になるための習慣を身につけましょう。

例えば周囲の仲間との信頼関係をもっと高めたいという効果を望むのなら、
 ・自分から大きな声であいさつする
 ・常に笑顔で接する
 ・ていねいな受け応えを心がける
 ・ポジティブなことばをつかう
 ・積極的に相手をほめる
 ・自分から援助を申し出る
 などなど

ちいさなことだらけですが、やってみる価値はありますよね。





同じカテゴリー(7つの習慣)の記事
 人生のビジョン (2011-11-24 22:20)
 私たちの置かれた環境というもの (2011-11-21 22:17)
 インサイド・アウト (2011-11-16 22:18)
 日常の立ち振る舞いが全てを物語る (2011-11-14 22:10)
 手帳について考える (2011-11-11 08:08)
 感情をコントロールする (2011-11-01 08:28)

この記事へのコメント
海外では最初に会ったときには、名前を間違えても失礼ではない、
しかし、2回目にあったときに名前を言えないと失礼に当たるそうです。

私はチャチャをいれるうるさい上司がいない時には、相手とちょっとでも話して、何かを印象に残しますね。

そうすると、何かの弾みで「あっあの人とこんな話をしたっけ」と思い出せるからです。

全ての人を完全に覚えるのは大変ですが、相手の印象はそれだけでも変わってきてしまいますから、外せないところですね。
Posted by 清水清水 at 2011年10月19日 19:40
清水さま
毎度コメントありがとうございます。

初対面でもちょっとした個人的な話をしたり聞いたりすると印象に残るので効果的ですよね。

「○○セミナーで全員と名刺交換した!」などということを誇るひともいますが、名刺を見返して見て顔が重い出せないようなものは意味がありません。

今後ともよろしくお願い致します。
Posted by タケマエタケマエ at 2011年10月20日 08:04
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。